太陽の一大パノラマ


志布志の市街地から国道202号線を東へ5分。宮崎の県境に程近い場所に、ダグリ岬がある。
ダグリとは、昔の関所用語で”駄繰り”と書く、いまでいう検閲を意味する。つまりこの地に薩摩の地に
持ち込まれる商品を藩外から来た馬を藩内に入れる馬に積み替えることで検閲していた地でもある。

この岬は、志布志湾に突き出しているため、ここに紹介するような朝日、夕日、そして黄昏時の暮れなずむ空の幻想的なキャンバスを堪能できることにある。ましてや、市街地から離れていることもあり、夜は饒舌なまでの満点の星が頭上を覆い、その星々の間をまさに大河のように横切って太平洋に沈む銀河さえ望むことができる。

宮崎・都井岬を掠めて上る朝日



志布志湾を隔てて、南シナ海に沈む夕日



赤から、オレンジ、ブルー、そして濃紺から漆黒に移り変わる夕景のパノラマ



満点の星と、太平洋に沈む銀河が手に取るような夜の志布志湾

これらの風景は、冬場、晩秋にみられるものである。つまり、空気が冷涼になってきたときの大パノラマである。気温の高い夏場にみられるものではないのが残念。